栄養課

栄養指導について

栄養課では外来栄養指導を行っています。
精神疾患の患者様は、引きこもりや昼夜逆転によって生活リズムや食生活の乱れが生じます。
その結果、過食や拒食、偏った食事になりがちです。
そして、糖尿病、脂質異常症、高度肥満などの合併症を発症している方が多く見受けられます。
当院ではこのような患者様を対象に、栄養指導を行っています。
初回は1ヶ月2回、2ヶ月目以降は月1回となります。
患者様お一人お一人の食生活や生活リズムを傾聴しながら、食生活の情報提供を行うと、
問題点についての気づきが生まれ、改善策を話し合いながら、ご本人に寄り添った計画を
立てています。
栄養指導を行って感じることは、3食、バランスの良い食事をしている方が少ないこと、
ジュースやお菓子をたくさん摂っていらっしゃる方が多いことです。
このような患者様も、栄養指導を受け、食事内容を見直すことで、減量することができ、
血糖や血清脂質のデータも改善しています。
また、食事量が少なく、低栄養となっている方も栄養指導を行うことができます。
身体は食べ物でできています。いかに食事をするか?で皆様の身体の調子は良くも悪くも
なります。
ご自分が糖尿病、脂質異常症、高度肥満(BMI30以上)、高血圧、低栄養等の疾患があり、
食事についてアドバイスを受けてみたい方は主治医にご相談下さい。

(本記事は3月中に栄養課のページ本文に移行致します)